【ウェルビーイング】幸福度にまつわる“5つの要素”を学びよりよい人生へ!

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皆さんこんにちは!

アラサー係長です!

前回の記事では、書籍『幸福の測定₋ウェルビーイングを理解しよう』から幸福度についての基本的な考え方を学びました!


前回記事はコチラ

【幸福の測定】“ウェルビーイング”を理解し幸福度を高めよう!


前回の記事での結論として、

幸福度を高めるポイントは「長期的に関心を寄せ続けられるものに目を向けること」と紹介しました!

とはいえ、どのように行動すればいいのかイマイチ分からないよ~。

と思う方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

ですので、今回の記事ではより具体的に

“どのように幸福度を高めていくのか?”

これについて学んでいこうと思います!

幸福度を高める要素を5つに分けてポイントを解説していきます。

  • ライフステージ別の幸福度の違い
  • お金と幸福度
  • 人とのつながりと幸福度
  • 働き方と幸福度
  • 住みよさと幸福度

幸福度と関わりのある各要素に対してどのように考え行動するか。

ちょっとしたポイントを理解しておくことで幸福度を高めることができます☆

今よりもっと豊かになるメソットがいくつも紹介されていますので是非とも最後までご覧ください。

それでは解説です!

幸福度を高める5つの要素

「幸福の測定」では幸福度に結びつく様々な要因を丁寧に解説されています。

今回は、それぞれの要素に対してポイントを紹介していきます

ライフステージ別の幸福度

人生では様々なイベントがあると思います。

この章では“年代別”・“ライフステージ別”で幸福度が異なってくることが紹介されていました。

以下の図は、書籍にて紹介されていた「年齢別の幸福度」・「ライフステージ別の幸福度」についてまとめたグラフになります。

まとめると以下の通りになります

・年代別でもっとも不幸と回答した“20歳以下のグループ”について
若い世代で幸福度が低い理由は、将来不安や将来の不確実性が大きいためと思われる。
受験や就職活動などがストレスになりやすく、就職して働き始めることで将来への不安や不確実性が減少することで幸福度は徐々に上昇していく。

・25歳以降は、結婚・出産などのライフステージの変化も重なり幸福度も上昇するが、その後の幸福度は下降傾向
子どもが反抗期の年齢を迎えることや、職場では中堅社員の域に達することで上司・部下からの要求に板挟みになるなど、職場や家庭で求められることが多く負担が大きい年代ということが伺える。

・年代別でもっとも幸福と回答した“65歳以上のグループ“について
高齢になるとこれまでの人生経験から自分の能力を悟るとともに他社への嫉妬心が低下する。また、子どもが独立することで自分の時間が増えることも幸福感を高める要因になる。
子育てが一段落した達成感や自分の趣味・友人関係に多くの時間を費やすことが可能で生活の満足感も高まる。

アラサー係長
アラサー係長

30歳過ぎの私にとって“まさにコレコレ!って感じの結果で驚きました!

年齢別に幸福度が異なる結果を事前に知っていると

「まぁ~こんなもんだよね…。」と割り切ることも出来ます。

みんな同じ悩みや不安を抱えているのか。と思うとなんだか安心できますよね。

ライフステージ別のグラフを見ると“未婚”の回答者グループは「不幸」と回答した割合が高いことも伺えます。

一方、未婚以外のグループは“幸福である”という回答と“不幸である”という回答のに大きく差があり比較的「不幸」と回答した割合が低いことが伺えます。

これは、パートナーや子どもの有無が幸福度に大きな影響を与える重要な要素の1つということが分かります。

後ほど紹介する「人とのつながりと幸福度」に結びついてくる内容になってきます。

お金と幸福度

続いて「お金と幸福度」の関係についてです。

なんとなく「お金を多く持つことだけが幸せとは限らない」というイメージはありますよね?

そのイメージを分かりやすく解説されている章がこのパートになります。

こちらも興味深い内容を1つ紹介します。

こちらの図は幸福度を表す「ウェルビーイング指標」です。

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンはこのように述べています。

「経済的豊かさは人生の評価を高め続けるが、感情的な幸福は高め続けない」

アラサー係長
アラサー係長

あなたはこの意味を理解できますか?

“年収“や“資産保有額”が多い人を人々は優秀な人と評価しがちです。

しかし、これらは「その人の人生を長期的にみて評価したものに過ぎない」ということです。

幸福というものは 長期的な幸福度短期的な幸福度 が存在するとカーネマンは述べています。

ここで皆さんに1つ質問があります。

質問:「ここ1週間、あなたの感情はポジティブに感じることが多かった?それともネガティブに感じることが多かった?」

皆さんはどちらでしょうか?

この質問は“短期的な幸福度”について問われている質問になります。

ポイントは、ここ最近幸せだったかどうかということ。

実は、幸福度を感じやすのは長期的な幸福度より短期的な幸福度なのです!

ここ最近の風潮では、経済的自由を目指す人が多い時代になってきています。

アラサー係長
アラサー係長

私もFIREを目指している一人です!

もちろん自由を得るためにお金は必要になります。

しかし、経済的自由を目指すことばかり必死になってしまうと、どうしても今の生活を質素にしたりムダな支出を抑えたりと自分を追い込みがちです。

でも、経済的自由を目指す活動って“長期的”な取り組みなんですよね。

たしかに、資産形成が順調とはいえ今の暮らしが豊かになっている実感ってなかなか分かりづらいですよね…。

短期的に経済的自由を得るのは、ごくまれなパターンを除いて不可能なんですよね。

そのためには、今を生きることにも注力する必要があります!

今の豊かさやゆとりも意識しつつ、将来のために準備をしておく

バランスよく「お金を使う力」を身につける必要があります。

幸福度を高めるポイントといえますね!

人とのつながりと幸福度

人生には様々な出来事が待ち受けています。

先ほど1つ目に紹介した「ライフステージ別の幸福度」でも紹介したように

1人でいるより多くの人と関りを持つことで幸福感を得られることは様々な研究結果からも明らかになっております。

良好な人間関係は健康と幸福感にプラスの影響を与えること。

つまり逆を言えば「人とのつながり」を、ないがしろにしてしまうと健康や幸福感にはマイナスに働くということになります。

ポイントは“意識的に人とのかかわりを持つことです。

  • 気の合う仲間と連絡を取り合う
  • 家族との時間を大切にする

これらを意識的に取り組む必要があります。

幸福度を高めるためには、良好な人間関係を構築すること。

そのためには、互いに関心を寄せ合い気をかけ続けることが必要といえますね。

ちなみにこのパートで、面白い統計データがありましたのでご紹介します。

◆「頼りになる人」が1人増えると金銭的価値が増える?

“人とのつながり” を大切にすると幸福につながることを理解できましたね。

この書籍では「頼りになる人」が1人増えると金銭的価値でいくらになるのか?
これらを調査した統計データが存在します。

面白いテーマですよね。

友人や親戚と会う頻度や隣人と話す頻度に着目し以下の4つのパターンで調査しました。

  1. 月に全く会わない人
  2. 月に1~2回会う人
  3. 週に1~2回会う人
  4. 毎日会う人

これらのパターン別で調査すると、「人とのつながり」が“全くない人”と“毎日ある人”とでは、幸福感に大きく差が出る結果になりました。

その幸福感を金銭的価値で表すと・・・
なんと年収が “40~80万円” 増えた際の幸福感と同等という結果になりました

すなわち「頼りになる人」が近くにいるだけで、金銭的価値が40~80万円増えたと同じ効果になるのです。 

“人とのつながり”は生きていく上で必ず必要な要素です。

普段連絡をあまり取っていないなぁという方は、意識的に連絡を取り合ってみてはいかがでしょうか?

働き方と幸福度

私たちはなぜ働くのでしょうか?

お金を稼ぐため?
社会とのつながりを見い出すため?
生きがいを見つけるため?

本書では「働きがい」や「職場環境」が幸福度に繋がると紹介されていました。

例えば、

  • 仕事の裁量の大きさ
  • 適度な社員教育
  • 昇給・雇用の安定性
  • 上司と部下との関係性
  • 仕事内容の多様性

これらは「働きがい」や「職場環境」にかかわってくる内容といえます。

自分で仕事内容を決定できたり、職場環境を整えることができると幸福度が高まる可能性はあります。

しかし、もう一つ重要なポイントが存在します。

それは、労働時間責任です

仕事の裁量権が増えると、職場をコントロールしやすく働きやすくなる一方

長時間労働になりがちであることや仕事の責任が大きくなることでストレスを感じやすくなるといえます。

◆長時間労働と幸福度の関係性

労働時間が7時間半までは生活満足度が増大するが、10時間を超えてくると生活満足度は徐々に減少。

労働時間が11時間を超えると幸福度は急激に減少するという結果になった。

労働時間が長時間になると「健康問題」や「家庭問題」に影響が出てくることになります。

先ほど紹介した「人とのつながり」も薄れ幸福度も下がってしまうという負の連鎖が起きてしまいます。

日本人は働き過ぎといわれる民族です。

幸福度の高い国 フィンランドでは、通常16時には仕事を終え家族との時間自分の趣味の時間に充てているみたいです。

フィンランドの国民全体が余暇時間を大切にしており本書では「課外活動」と表現されていました。

毎日1時間以上このような「課外活動」に時間を割くことで、生きがいや人とのつながりを確保し、自分の人生の充実度を高めている国民なのです。

お金を稼ぐことのみが仕事の目的ではなく、仲間と業務を効率よくこなしを社会的貢献を果たす。

そして、仕事を終えたら余暇時間を大切に人生を楽しむ。

自分の心地よいライフワークバランスを得ることが幸福度を高める大切な要素ですね。

住みよさと幸福度

皆さんは都内と田舎どちらが好きですか?

実は、住みよさと幸福度には密な関係性があります。

よく都内に住んでいる人が、非日常を求めて田舎暮らしを求めたりレジャーをしに地方へ来ることがありますよね。

都内に住んでいると常になにかに追われる忙しく騒々しい日常になりがちです。

その反動で都内から地方へ移住する人が増えたり、週末キャンプをしにくるのがブームとなりつつあります。

人間は緑を求めて自然豊かな所を求める習性があるのですね。

子供の頃は、自然の中でさまざまな体験や発見があったかと思います。

しかし、大人になるとそのような時間が極端に減ってしまいます。

幸福の高いフィンランドは非日常を求めに自然に触れるのではなく“日常的に”自然と戯れている時間が多いとされています。

“非日常”を求める人は、普段の生活に何らかの不満を抱えており、そこからの逃避行動として非日常を求める。

ここまでは良いのですが、、、

この“非日常”の後には「不満のある生活」が待っているということになります。

非日常を求めることは、その日その時は幸福度が得られるかもしれません。

しかし、人生の大半は“日常”の時間です。

余暇やレジャーを日常的な時間にまで落とし込めれば幸福度は高まっていくと言えるでしょう!

まとめ

まとめです!

今回は、【ウェルビーイング】幸福度を高める“5つの要素”を学び人生を豊かにしていこう!について解説してきました!

  • ライフステージ別の幸福度の違い
  • お金と幸福度
  • 人とのつながりと幸福度
  • 働き方と幸福度
  • 住みよさと幸福度

これら5つに共通して言えることは

「自分の時間を持つことができる環境」「自分の価値観やセンスをしっかりと持っている」ことです。

日々の生活をいかにゆとりのある生活に切り替えるか。
時間的余裕を作るだけでなく自身を成長させる工夫ができるか。

このような行動が「幸福度」を高める根本的なものだと感じました!

自分の考えを持ち、他人にながされない。他人と比較しない。

そういうスタイルを身に付けることで、身近にある幸福を見つけることができるのかもしれませんね。

あなたらしい「幸せ」が見つかることを願っております!

今回、紹介した「幸福の測定-ウェルビーイングを理解する」では、まだまだ興味深い統計データや解説が紹介されてます!

是非とも読んでみてください☆

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