【子どもにも伝えたい】お金に対するイメージを変えてみよう!

お金のイメージお金の基本

皆さんこんにちは。

アラサー係長です。

ページをご覧いただきありがとうございます☆

アラサー係長のマネーライフ₋では、
お金にまつわる有益な情報を発信していくブログです。

このブログを見ているということは、少なからずお金に対して何かしらの興味や悩み・不安等があって今に至るのではないかと思います。

私たちが生きている世界では、知らないと損をすることって多いですよね?

特にお金に関する話では、知らないことで損をすることが多々あります。

このブログを通じてお金に関する知識を増やす。
そして、“豊かな人生”へ一歩でも前進出来たら…。そんな想いでブログ運営しています!

是非ともよろしくお願いします。

今回のテーマは「お金」に対するイメージ についてです。

お金に関する知識を増やすためには、そもそも「お金」に対するイメージを
正しく持つことから始める必要があります。

ここで質問があります。

皆さんはお金に対してどのようなイメージを持たれていますか?

実は、この質問に対してどのように答えるか次第であなたの金融リテラシーのレベルが分かってしまいます。

「お金は多ければ多いほうが良い」
「お金は人を幸せにする」
「お金を管理するのは大変だ」
「お金を多く得ようとするのはいやらしいことだ」

いろいろな意見があると思います。
しかし、これらの考え方は資産形成をしていく中で決してgoodな考え方とは言えません。

なぜなら、「お金=幸せの基準値」になってしまっているからです。

この記事では、本来「お金」とはどういう存在なのか?
以下の内容に触れながら解説していきます!

「お金」のルーツ
「お金」の意味・目的
「お金」との付き合い方・距離感

この記事を読むと、「お金」に対するイメージが変わり
これからの資産形成でも自分を見失わず前向きに取り組むことが出来るようになります。

結論は、「お金は道具であり中立的な存在。執着しすぎは禁物」ということです

使い手によって「お金」の価値は変わります。
あなたの手元にある「お金」を上手に活かせるよう知識を付けましょう!

詳しく解説していきます!

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そもそも「お金」ってなに? 

私たちの生活で必ず必要なモノが「お金」ですよね。

  • 何か欲しいものを買いたいときに必要な「お金」
  • 通帳残高を眺めては貯まっていくたびニヤニヤしてしまう「お金」
  • 生活していく上でなくてはならない「お金」

私たちの生活の中で、切っても切り離せない重要なモノであることは間違いないですよね?

私たちが生まれた時から存在している「お金」ですが、皆さんはその起源をご存じでしょうか?

ということで「お金」のルーツを理解するところから始めましょう!

「物々交換」の代わりに「お金」は誕生した

「お金」が生まれる前の時代では「物々交換」が主流でした。

各集落で猟師や漁師、農夫といったそれぞれのジャンルで得意分野を持つ人々が、
食糧を多めに確保し、必要に応じて食糧を交換していました。

物と物の交換イメージ

しかし、上記のような 「物と物の交換」 では以下のような不都合が生じてしまいます。

  • 物が劣化してしまう(腐ってしまう)
  • 交換するのに大荷物になる
  • 価値が均一でない(鮮度の差や種類など)

これらを解消すべく「お金」という仕組みが誕生しました。

「物々交換」から「物品交換」へ

物と物の交換では不都合が多いため、代替えとなるモノを使用するようになりました。

世界最大の貨幣とされるミクロネシア・ヤップ島の石のお金「フェイ」。
大きさはそれぞれだが、最も大きい石貨で直径4m弱もあったという
出典:DEA/V.GIANNELLA/ゲッティ

「石」を利用したお金の代表がフェイです。
実際に動かして交換するのではなく石盤にやり取りを刻印し価値を記録していたともいわれています。

その他にも、もう一つお金の代わりで使用されていたのが「貝」です。

糸で束ねられた貝貨幣。これで家1軒が買える価値があったという。
写真は1974年ごろにミクロネシア・ヤップ島で撮影
引用:朝日新聞 -お金の起源、物々交換ではなかった? 新説を生んだ「動かせないお金」-

よくよく考えると、現在のお金にまつわる漢字には 「財」、「貯」、「販」 など
貝という文字が入っていますよね。

アラサー係長
アラサー係長

ちょっとした豆知識ですね☆

ただし、この物品交換にも欠点がありました。

布や塩、貝などは誰でも製造や入手が可能だったということです。

つまり、偽造が簡単にできてしまい適正な価値で取引ができない問題がありました。

これらを防止するために、金属を使用した「貨幣」を発明し
徐々に現代のお金へと進化していきます。

貨幣式の「お金」により経済が急成長

金属を使用した「貨幣」は以下の点で優れていました。

割れたり腐ったりしないため長持ちする
軽量で持ち運びにも便利
型を作れば同じ形状のお金を容易に発行できる

よく知られているのは「和同開珎(わどうかいちん)」ですかね。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』₋和同開珎

大昔の人々が知恵を出し合い、代々受け継ぎながら現在の「お金」という仕組みを誕生させた…。
そう思うとなんだかロマンを感じますね。

「お金」は道具に過ぎない

ルーツを知ることで「お金」本来の意味を理解し始めたかと思います。

前述したとおり「お金」は物を得るために使用する道具であるとお伝えしました。

しかし、資産形成を始めるといつの間にか
お金をとにかく増やすことを目的にしてしまう人がいます。

これは、お金が道具であることを忘れてしまい
お金を多く持っている人が偉い などと錯覚してしまっている状態です。

確かに、お金が多くあれば色々な物(価値)と交換できます。
たくさん持っていれば、その分だけ様々な物や経験を得ることが出来るでしょう。

しかし、だからといって「お金」があるから良い人生になる。
「お金」が無いからつまらない人生。ということではありません

お金は道具です

道具を上手に使いこなせるかは使う側の問題であり「お金」そのものはあくまで中立的なです。

このことをしっかりと覚えておきましょう!

「お金」の価値は永久ではない

もう一つ「お金」について理解しておくべきこと
それは「お金の価値」についてです。

農作物の不作により、商品の値段が高騰
バブルにより土地の価格が上昇

その年や時代ごとに“モノの価値”というものは変動します。
それに伴い、お金の価値も変動します。

最近の身近な例では、コロナパンデミックによりマスクが品薄になり価格が高騰した件です。

1箱50枚入りのマスクが700円程度で買えていたものが、一時3,000円を超える価格になっていました。
そのような価格でも、お店の前で長蛇の列になりながらマスクを求めていたのが今でも印象的です。

世の中の人が、どれだけそれを欲しがるか? 
需要と供給によって「価値」が変化し「価格」も変化するということです。

つまり、「お金」に書いてある金額はあくまでただの数字。

物の価値によって「お金」の価値も変わってくるということになります。

この考え方を詳しく知りたい方はインフレ・デフレについて勉強しましょう!

そして「価値」についても考え方をまとめた記事があります。
資産形成をする上でも非常に大切なマインドになる内容です。

あわせてご覧ください。

お金っていやらしい存在?

冒頭にもお伝えしましたが、皆さんは「お金」に対してのイメージどのように持たれていますか?

この記事を読んで「お金」、「お金」…。と何度も言っていますのでいい加減にしたら?
と思った方もいるかもしれません。

「お金」の話ばかりしていると、いやらしい。汚らわしい。金の亡者だ! などと悪い印象を持たれることもありますよね。

なぜか私たち日本人の間では、
「人前でお金のことを話すのはタブー」という風潮がありますよね 

なぜ、そのようなマインドになってしまうのか?

それは、長年に渡る日本の「金融教育の不足」が影響しているといわれます。

確かに我々が学生の時、義務教育の中でお金の勉強などの科目はありませんでした。

では、誰が教えるべきか?

そうです。
親が子に教えるしかないのです。

自分自身で経験したことや学んで得た知識を我が子に伝えていくのが親の仕事になります。

実際、私自身振り返ると、両親からお金に対して学んだことは

「お金は大切に。貯金しなさい」程度。

両親の資産額を知らない方は多くいるでしょうし、私もその一人でした。

聞いてはいけないもの。

タブーな話なのでは?と感じ触れなかったです。

だけどこれ。しょうがないんですよね。
だって親世代も学校で金融教育を受けてないんだもん。

学んでいないからそもそも伝え方も教え方も分からないのは当然なのです。

「お金」に対するマイナスなイメージがあると
それがあたかも当然かのように親から子へ引き継がれ、現代のお金の話をするのは「いやらしい」文化になっていったという訳です。

アラサー係長
アラサー係長

お金はただの道具なのにね。

正しい知識を身につけ正しい行動をする

「お金」に対してのイメージが良くなることを願っています。

まとめ

まとめです。

今回は【子どもにも伝えたい】お金に対するイメージを変えてみよう! ということで以下の内容を解説しました!

  • お金のルーツ
  • お金は道具である
  • お金の価値は物に影響する
  • お金は中立。使う側で価値が決まる

これからの資産形成において「お金」と上手に付き合うためには
お金の距離感を大切にすることが重要といえます。

何のために「お金」が必要なのか?

お金を得ることは「手段」であり「目的」ではありません。

目的と手段の違いがピンとこない方は以下の記事をご覧ください。

手に入れたお金をどのように活かすか…。
これはも私たち次第ということになります。

目的に合わせた「お金」との距離感が必要ですね。

そしてもう一つ
「お金」に対するマイナスなイメージをどのように払拭していくか?

それは、

自ら正しい知識をつけ、正しい情報を後世に伝えていくこと

これに尽きます。

幸い現代では、様々なメディアを通じて世の中に発信する場が数多くあります。

これらを利用し伝えていくことで、これまでの「お金」に対する負のイメージを変えることが出来るかもしれません。

世の中にはそれを目標に全力で行動している方々もいらっしゃいます。

私も微力ながらも同じ気持ちで行動していきます!
そして、我が子やその次の世代に残していける知識を発信できればと思っております。

そのためには、教育現場や親から教われない「金融知識」を自らの手で学ばなければいけません。

これからの人生で迫りくる不安や恐怖を和らげるために、知識を身につけ行動していきます!

知識は最大の防御 ということを忘れず邁進していきます!

最後まで見ていただきありがとうございました!

では、また!

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