【個人投資家必見】米国高配当株投資の基礎を徹底解説!

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皆さんこんにちは。

アラサー係長です!

今回は投資について私の考えを述べていければと思います。

私は、数多くある投資手法の中で「高配当株投資」を気に入っています。

高配当株投資を始めて3年目になりますが、様々なメリットを感じております。

  • 毎月得られるキャッシュフロー
  • 連続増配株の魅力
  • 下落相場での心の支え

長期投資を前提としている個人投資家はこの「高配当株投資」を強くお勧めします!

日々の相場変動が気になってソワソワしてしまう方や投資を始めていない方に有益な情報になると思います。

少し長いですが是非とも最後までご覧ください!

それでは参りましょう!

高配当株投資とは?

私が実践している高配当株投資について解説していきます

ひとくちに「高配当株投資」と言っても、ざっくり2種類のジャンルに分けられます。

  1. 安く買って高く売る高配当株投資(キャピタルゲイン)
  2. ひたすら配当金をもらい続ける高配当株投資(インカムゲイン)

私の投資手法は、2のインカム狙いが基本です。

それぞれの特徴について簡単に解説しますね。

キャピタルゲイン狙いの「高配当株投資」

こちらは、高配当と言いつつ配当金収入よりも売却益に着目した投資手法になります

アラサー係長
アラサー係長

安く仕込んで、高値で売り抜けるイメージですね

その際、配当利回りという指標を使って株価の割安さを確認します。

配当利回りの計算式は以下で求められる

配当利回り = 配当金 ÷ 株価

具体的な数字を入れてみましょう。

例-1) 10円の配当金を出す株の株価が500円の場合、配当利回りは2.0%となる。

例-2) 10円の配当金を出す株の株価が200円の場合、配当利回りは5.0%となる。

このように、株価が下がれば下がるほど配当利回りは上昇します

ここ大切なところです。 配当利回りは株価が割安かどうか?を判断する材料になるということです。

つまり「株価が下がりすぎ=売られ過ぎ」な株はないか?

探す際に使える指標の1つが配当利回りというわけです。

しかし、キャピタルゲイン狙いの銘柄は成長中の株のため株価の変動も大きいです。

もし仮に株価が下落した場合は、

  • ダラダラと保有し続け配当金を貰いつつ株価上昇を待つ(塩漬け)
  • 早めに株を売却し別の高配当株へ乗り換える(損切り)

という選択肢になります。

いずれにせよ、キャピタル狙いの投資はトレードに近い投資手法になりますので私のスタイルとは異なります。

ひたすら配当金をもらい続ける「高配当株投資」

こちらの投資スタイルは、配当金が出る株をひたすら保有し続け配当金を受け取る手法です。

いわゆる「配当金生活」ってやつですね。

私の投資手法もこちらになります。

配当によって得たお金は自由に使ってよいフリーキャッシュとなります。

  • 生活費の一部に使っても良し
  • 趣味に使っても良し
  • 再投資に充てても良し
  • 老後の年金代わりにしても良し

様々な活用ができる配当金…。魅力的ですよね!

インデックス投資とは異なり、手元にチャリンチャリンとお金が振り込まれるため投資している実感を得られやすいのが特徴です。

月3,000円の配当金が得られると、スマホ代分は払えるなぁ…。

月50,000円の配当金が得られると、家賃代が支払えるなぁ…。

こんな想像をしながら投資をする手法のため夢も膨らみます。

インカム狙いの高配当株投資オススメです!

アラサー係長
アラサー係長

年々、少しづつ配当金が増えていくとワクワクしますよね。

高配当株は自分のために24時間働いてくれる

高配当株がもたらす配当金は、完全なる資産収入です。

働かなくても勝手にお金を生んでくれるマネーマシンです。

「金の卵を産むニワトリ」・「お金のなる木」とも呼ばれたりします。

つまり配当金が出続ける限り売却する必要はない。ということになります。

高配当株は私たちが寝ている間も「お金」を生み出してくれる可愛いやつです♡

そのためにも優良な高配当株を見つける必要があります。

優良な高配当株銘柄の探し方

長期間保有が基本戦略の「高配当株投資」ですが、配当金を出し続ける銘柄を選ぶ必要があります。

いわゆる減配無配にならない安定した銘柄を探さなくてはなりません。

減配:企業業績が低迷し配当金が減ること

無配:業績低迷や企業倒産によって配当金が出ないこと(紙切れ同然レベル)

高配当株投資を始める際に知っておきたいワードが連続増配銘柄です。

文字通り「毎年連続で配当金を増やし続けている銘柄」を指し長期保有前提の投資家にとってオススメな投資先になります。

ちなみに、連続増配している年数によって以下の愛称がつけられています。

  • 25年以上の連続増配を “配当貴族
  • 50年以上の連続増配を “配当王”
アラサー係長
アラサー係長

この長期間、連続増配できるのが米国株の魅力♪

配当貴族(Dividend Aristocrats)とは

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの株価指数でS&P 500配当貴族指数というのがあり、以下がその定義です。

  • S&P500の組入銘柄
  • 25年以上連続増配し続けている
  • 一定以上の企業規模であること(時価総額が30億ドル以上)
  • 流動性が高いこと(3ヶ月間の1 日当たり平均売買代金が 500万ドル以上)

配当王(Dividend Kings)とは

  • 50年以上連続増配
  • 必ずしも配当王=配当貴族であるとは限らない

2つ目の理由は、配当貴族は 25 年以上の連続増配条件だけではなく、S&P500インデックスの組入銘柄であること、一定以上の規模の会社であること、流動性高い銘柄であるという条件があるためです。

日本での“連続増配等銘柄”はたった1社しかありません。

 ・花王:31年連続増配

それに比べ、私も投資している米国には連続増配銘柄が数多く存在しています。

  • 配当貴族:66社
  • 配当王:38社

以下の表で連続増配銘柄TOP10をリスト化しました。

NoTicker社名セクター配当利回り(%)連続増配年数配当性向(%)分類
1AWRAmerican States Water Co.Utilities1.56655.0配当王
2DOVDover Corp.Industrials1.16630.5配当王/配当貴族
3NWNNorthwest Natural Holding CoUtilities3.96664.4配当王
4EMREmerson Electric Co.Industrials2.16526.3配当王/配当貴族
5GPCGenuine Parts Co.Consumer Cyclical2.36557.4配当王/配当貴族
6PGProcter & Gamble Co.Consumer Defensive2.16562.7配当王/配当貴族
7PHParker-Hannifin Corp.Industrials1.36527.6配当王
8MMM3M Co.Industrials3.36357.5配当王/配当貴族
9CINFCincinnati Financial Corp.Financial Services2.26116.1配当王/配当貴族
10JNJJohnson & JohnsonHealthcare2.55962.1配当王/配当貴族
連続増配等銘柄TOP10

連続増配記録が60年を超える企業がたくさんあります…!

米国株すげー!!!

その他、米国が投資の中心になる理由は別の記事にまとめています。

是非とも参考にしてください☆

また、以下のサイトに米国株の連続増配銘柄に関する情報がまとめられています。

投資の森

私も愛用しているサイトで銘柄検索や米国株の状況などが分かりやすく載っていますのでオススメです!

高配当株投資を行う上での心構え

ここまで「高配当株投資」についての魅力について解説してきました。

高配当株投資いいじゃん♪

と思った方に投資する際の心構えを伝えておきたいと思います。

企業の成長には時間がかかる

高配当株銘柄は成熟企業が多いです。

キャピタル狙いの企業はまだまだ成長する可能性を秘めている企業が多いです。

銀行や投資家から積極的に融資を受け、設備投資や新規事業の開拓をすることで収益をアップさせる。

結果、株価が上昇していく流れとなります。

このような比較的若く成長が期待できる企業のことをグロース株と呼んだりします。

一方、高配当銘柄は?というと

長年、そのジャンルでシェアをキープし安定した収益を出している企業が多いです。

逆を言うと、すでにニーズを満たしている業界市場が多く、爆発的に収益が増えることは少ないとも言えます。

例えば、今の時代スマートフォンは誰もが1台は保有していますよね? 

個人で2台・3台と保有することはレアケースだと思います。

このような業界では翌年の売り上げを2倍・3倍…と急激に伸ばすことは難しいわけです。

企業側も収益の使い道が無いわけですから株主への還元に力を入れることになります。

このような企業をバリュー株と呼びます。

そしてバリュー株の特徴は、じっくりと企業の成長を待ち続ける必要があります。

株価は日々変動しますが、それが企業の姿を現しているとは限りません。

短期的な株価にばかり目が行くのではなく、長い目で業績を注視し続けていきたい投資手法になります。

景気は循環する

景気は良い時もあれば悪い時もあります。

景気全体が好調で、さらに成長すると見込んでその勢いに乗っかる投資を「順張り投資」といいます。

景気が悪くなり株価が下落したタイミングで、あえて投資する手法を「逆張り投資」といいます。

高配当株投資の基本は「逆張り投資」です。

  • 景気が良い時は、慎重&ほどほどに買い進める
  • 景気が悪い時は、大胆に一気に買い進める

そんな投資手法になります。

もし、購入したタイミング以降さらに下落をしても「安く買えてラッキー♪」ぐらいの気持ちで臨むと良いです。 

いわゆる押し目買いってやつですね。

長期的に保有する銘柄だからこそ積極的に買い増しをすることが出来るわけです。

それを行うためにも、財務盤石で業績が底堅い企業から配当金をもらい続けてることが鉄則になります。

配当は下落時の心の支えになる

相場全体が下落しているとSNS界隈は騒ぎ始めますよね。

特にグロース株へ集中投資している方は、ハラハラすることが多いのではないかと思います。

もちろん高配当銘柄も下落をします。

しかし、下落時に心の支えとなるのが配当金です。

相場が不安定な中でも配当金が得られるのはメンタル的に有難いです。

先述したとおり、株価が下落すると配当利回りは高くなります。また、株価が下落すると追加投資もしやすくなります。

このように相場が悲観的な状態でもポジティブなメンタルで投資が出来るのも「高配当株投資」の魅力と言えます。

まとめ

以上 『【個人投資家必見】米国高配当株投資の基礎を徹底解説!』でした!

毎月得られるキャッシュフロー
連続増配株の魅力
下落相場での心の支え

それぞれについて理解度が深まったのでは?と思っています。

皆さんの投資に対する選択肢の一つになれば幸いです!

無理なく自身のリスク許容度に合った投資手法を確立していきましょう!

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