【基礎から考える!】自動車保険を安くする方法
こんにちは!
アラサー係長です!
今回は“貯める力”の実践編です!
今回、見直す対象は「自動車保険」です!
自動車を所有する全ての方に関係する支出ですが、意外と固定費の削減で見落としがちな費用になります。
そもそも自動車保険とは何か?
どのように加入すべきか?
安くする方法などを紹介していきます!
一緒に勉強していきましょう!
自動車保険とは?
事故により人・モノに対して損害を与えてしまった場合に支払われる“損害保険”の一種です。
人身事故で被害者を死亡させてしまった…。
このような最悪なケースな場合、高額な慰謝料が必要とされます。
その際に、手元の資金では急な大金の支払いが困難ですよね?
そういった不確実だが発生すると損失が大きいリスクに対して“保険”を活用します。
自動車保険だけに限らず、その他の保険にも該当する考え方ですね!
では、更に詳しく見ていきましょう!
自動車保険には2つの種類が存在します。
- 自賠責保険とは?
- 任意保険とは?
違いを解説していきます。
1.自賠責保険
自賠責保険(正式名称:自動車賠償責任保険)は自動車の所有者・運転者全ての人が強制的に加入する保険です。
主に“被害者”を保護する目的で、補償も被害者に対して行われる保険になります。
対物や自損事故には補償されず、レッカーなどのロードサービスも無いのが特徴です。
補償ってどれくらい出るのかな?
自賠責の補償は以下の通りです。
死亡事故の場合:最高3000万円
傷害事故の場合:最高120万円
後遺障害の場合:75万円~4000万円 ※障害の程度で異なる
こうやって見てみると死亡させてしまった場合の補償額が少ないように感じますよね。
また、自身に対する傷害や物損事故などには補償対象外のままになってしまいます。
そこで、登場するのが“任意保険”になってきます。
また、自賠責保険に加入しないで運転をすると、50万円以下の罰金または1年以下の懲役、違反点数6点が付加されるため免許停止処分となります。
2.任意保険
皆さんも一度は、自動車保険を取り扱うの会社のCMを見たことありますよね?
有名な俳優さん・女優さんを起用して宣伝に力を入れてますね!
広告費にいくら掛けているのでしょうか…。
保険会社儲かっていますね。どこからその費用を捻出できるのでしょうか…。
気になりますが、本題に戻ります。笑
任意保険は補償範囲が広く充実しています。
上記の図の通り、自賠責で補えないところをカバーするのが目的になってきます。
任意保険で必須な補償条件は以下2点です。
- 対人対物に対する補償
- 自身や同乗者への補償
対人対物に対する補償は基本“無制限”で契約することが多いと思います。
自身や同乗者に対しては、金額設定があります。 3000万円~無制限まであります。
任意保険ってオプションをつければつけるほど高くなるイメージですよね…。
任意保険の契約が大切なのは理解できたと思いますが、プランが様々ある中で何を契約すべきなのでしょうか?
任意保険で契約すべき補償内容とは?
結論からいうと「車両保険」は不要です。
自損事故等で車が故障した際に、修理代が補償される車両保険ですが
支払う金額に対して補償額が薄くコストメリットが低いです。
※メリットが低い理由は後述します
自動車保険を安くすることにも繋がりますので、契約する人は見直しましょう!
車両保険は契約せず、修理代は自分で貯めておくことをオススメします。
『生活防衛資金』ってやつですね!
その他にも、自転車を乗る人が事故を起こしてしまった
ペットが歩行者を噛みついてしまった等の不慮の事故に対して保障される「個人賠償責任保険」を特約でつけるなども一つの方法です。
各人の生活スタイルに応じて起こりうるリスクを想定する。
そのリスクがどの程度の確率と幅(損害金)が発生するか?知っておくことが保険契約に必要なスキルといえます。
保険料を安くするには?
自動車保険を安くする方法は以下を気にしましょう!
- 車両保険は不要
- 運転者限定条件を適正にする
- 年齢条件も適正にする
- 年間走行距離を抑える
- 優良ドライバーになる(ゴールド免許・等級UP・無事故割引)
- 保険会社を乗り換える
1.車両保険は不要
車両保険については、契約せず生活防衛資金で貯めておくことをご紹介しました。
理由としては、車の修理代で保険を使ってしまうと、次年度の等級が下がってしまいます
等級が下がると保険料が高くなるためメリットがありません。
実質、修理代を後払いしているだけに過ぎないね
結局、等級が下がるから保険が使えない…。 のであれば車両保険は不要ですね。
2.運転者限定条件を適正にする
保険を契約していく際に、“運転者限定条件”というものを目にしたことはありませんか?
これは、簡単に言うと「その車を運転する人は誰ですか?」を聞かれています。
この運転する人の範囲が広くなればなるほど保険料が高くなります。
車を保有しているご本人なのか?
配偶者までは運転するか?
いや、友人運転してもらうことがあるかも…。
上記のようにシーンを想定して契約しましょう。
3.年齢制限を適正にする
次に考えるのが、“年齢制限”です。 運転する人の年齢が何歳か?です。
26歳以上、30歳以上、36歳以上 などと年齢の範囲が決められています。
若い年齢ほど運転に未熟であるとみなされ保険料が高くなります。
先ほどの対象範囲と年齢はセットで考えておきましょう!
実際に私も、29歳から30歳になったタイミングで契約を見直し・修正することで
「年払い」していた保険料が返金されました!
4.年間走行距離を抑える
年間走行距離の差でも保険金額は変わってきます。
レジャー用(5,000km~10,000km)
通勤用(10,000㎞~20,000km)
業務用(20,000km~ )
上記のように自動車の使用目的によって走行距離も異なりますよね?
これは、距離を長く走れば走るほど事故に遭う確率も増えると想定されており
年間走行距離が増える用途だと、保険料は高くなる傾向になります
ポイントの一つとして知っておきましょう!
5.優良ドライバーになる(ゴールド免許・等級UP・無事故割引)
自動車保険は無事故に対するメリットが大きいです。
ゴールド免許の方が保険料が安くなる
等級を上げることで保険料を安くする(MAX 20等級まであり保険料も最安)
保険会社の割引プランを受けることで保険料を安くする
日頃の運転を気を付けることも保険料を抑えることに関わってきますね!
6.保険会社を乗り換える
上記、5つのポイントが保険料を抑える基礎的な考え方です。
しかし、意外と大きく保険料を抑える手段として効果的なのが
この『保険会社を乗り換える』です。
基本1年契約が前提になる話ですが、各会社とも新規契約者を取り込もうと割引合戦が行われています。
「インターネット割¥20,000引き」とか「新規契約につき¥10,000引き」などをよく耳にしますよね。
この割引を上手く賢く活用することで毎年の保険料を安くすることができます。
補償内容に差が無く、なおかつ保険料を安くできるのであれば即 乗り換えすることをオススメします!
ちなみに、乗り換えすることで等級が下がるのでは?などの不安があると思いますが等級制度は保険会社が変わっても現在の等級は引き継がれますのでご安心ください。
まとめ
いかがでしたか?
自動車保険を安くする方法について解説しました。
現在、我が家では自動車を2台保有していますが月額3,500円程度です。
上記でまとめた手段を取り入れることでムダな支出を抑えることができてます!
些細な金額ではありますがこれも『貯める力』になります。
面倒と思わず、皆さんも是非チャレンジしてみてください!
今よりもっと生活が豊かになっていきますよ!
今回は以上となります!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!