【昇給額公開!】昇給額からわかる“自分の成長利回り”について考えてみた 

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皆さんこんにちわ!

アラサー係長です。

今回のテーマは「昇給」についてです!

サラリーマンにとって基本給のベースアップに繋がる大切なイベントが「昇給」です。

私の勤めている会社では、前年の年間実績を評価し次年度の昇給額に反映されます。

今回、1月度の給与支給に伴い、私の昇給額が決まりました。

結論。

改めて労働収入の成長率は効率が悪い「 r>g 」な世の中だ…と感じました。

r>g って何?と感じた方はコチラをご覧ください。

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結論、毎日がむしゃらに働きアウトプットを出していたとしても、サラリーマンとして働く限り、収入が劇的に増えることはないなぁ…。と感じたお話になります。

なんだか、しょんぼりしちゃいそうなテンションです…。笑

しかし、この現実に負けず様々な視点で物事を考えていきたいと思います。

昇給額から自分の成長率を計算し把握しておくことは、資産形成において大切な行為といえます。

世の中の仕組みをを理解しつつ、どのように対策するか?

これこそが重要な考え方になります。

視点を変え、視野を広く、視座を鍛えていきたいと思います!

一緒に考えていきましょう!

アラサー係長の昇給率を公開

冒頭にもお伝えした通り、2022年の昇給額から確認していきたいと思います。

昇給額の結果は、月\11,000のup 年間 132,000円の年収アップとなりました。

私が勤める会社の昇給テーブル

私は係長ですので等級が5に属します。前年の評価をA~Eまでの5段階で分け、それに伴い昇給金額が変わってきます。

この昇給額を基に、昇給率(自分の成長率)を確認していきたいと思います。

◆昇給率を計算

昇給額の計算では「基本給」のベースがいくら上がったかで決まります。

計算式は以下の通りです

(現在の基本給+昇給額)÷ 現在の基本給 ×100 = 昇給率(%)

私の場合、この計算で確認すると昇給率は 3.19% でした!

アラサー係長
アラサー係長

思ったより昇給率高くてビックリ!

今回の昇給率が良かった理由の1つが、勤めている企業の業績が好調だったこともあります。

毎年これぐらい給与水準が上がってくれると嬉しいのですがねぇ…。

正直、10年以上勤めていますがこんなに昇給率が良かったのは初めてかもしれません。

現在の日本経済は超低成長です。

労働者の収入は増えず、一方資本家は恵まれるといった格差が顕著になってきております。

それらを把握するために、日本全体での昇給率の推移を見てみましょう!

日本の平均昇給率はどれくらい?

日本経済団体連合会(経団連)が2021年5月に発表した春季労使交渉の1次集計結果によると、大手企業のベースアップを合わせた昇給率は1.82%でした。

昇給率が2%を割ったのは、実に8年ぶりとニュースにもなりましたね。

参考:日本経済団体連合会

これまでの日本の昇給率を確認してもせいぜい2%止まりがいい所なのが分かります。

一方、他の国の賃金の上昇率はどうでしょうか?

世界の平均昇給率はどれくらい?

こちらは、グローバルな組織コンサルティングを得意とするコーン・フェリーが発表した、2021年の世界報酬動向調査になります。

各国の昇給率が1つの図にまとまっていたので引用します。

地域別昇給率の予測では以下のようになっています。

アメリカ 昇給率:2.5%

様々な企業や団体が実施する昇給率の調査によると、アメリカの平均昇給率は過去10年間2~3%程度で推移しています。

引用:人事労務管理のNPO団体WorldatWorkが1000社以上を対象に行なった 結果

ヨーロッパ 昇給率:2%~5%

ヨーロッパは西と東で昇給率が異なります。

西に属するイギリス・フランス・ドイツは2%を切るなど東ヨーロッパに比べ低迷しています。

一方、ポーランド・チェコ・スロバキアなどの東ヨーロッパでは6%近くの昇給率を示している国もあります。

アジア 昇給率:4.4%

続いてアジア地域の昇給率です。

アジア12カ国・地域に拠点を構える日系企業を対象に実施した調査によると、アジア全体の21年の昇給率は4~5%となっております。

このように、経済の発展が目覚ましい地域は昇給率も高くなる傾向と言えます。

とはいえ、2~5%が労働者の昇給率としては限度っぽいですね…。

結論:投資のリターンには勝てない

冒頭にもお伝えした【r>g】という事実は

これまでの投資リターンの過去実績が証明しております。

こちらは米国株の過去30年間の主要株価指数の推移になります。

NASDAQ」が史上最高値更新、過去30年で約22倍という抜群のパフォーマンス | モーニングスター
出展:モーニングスター 米国主要株式指数の過去30年の推移

過去30年の米国株年次リターンを振り返ってみると、なんと 7~10% という成長率を叩き出しています!

結論、労働収入の成長より資本からのリターンの方が優れていることがわかります。

もちろん過去の話なので今後も同じリターンが出るとは限りません。

未来は誰にもわかりませんからね。

しかし、このように過去を振り返ることでこの先の行動をどのようにとっていけば良いのか参考にはなると思います!

投資をすることで経済発展の恩恵を受ける。

これは今後も変わらない事実と感じています。

まとめ

今回は、昇給率から様々な視点で物事を見てみました。

昇給額だけをみて終わりにするのではなく、昇給率は何%か? 日本や各国の成長率はどの程度か?

資本家が労働者より成長している理由はなぜか?

様々な視点で考えや知識を深めることが出来ます。

知識が深まると相場が理解できます。

自身の給与水準は相場と比べ高いのか?引くいのか?

買い叩かれていないか?

判断材料を増やすことが出来ます。

給与のみに依存せず「副業」や「投資」などの行動を取り資産形成を加速させていきたいですね。

人生の主導権を取りましょう!

今回は以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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