【価格と価値の違いはなに?】2つの違いを理解すると資産形成に大きく役立つ理由
こんにちは!
アラサー係長です。
皆さんは “いいモノ” と思える基準を明確に持っていますか?
モノを買おうか迷っているときに、自分なりの判断基準をもとに “買う”・“買わない”を決めているものと思います。
でも、当初買う予定がなかったモノまでついつい買ってしまう経験ってよくありますよね。
セール品でお得だから買おう!
安いし多めに買っておくか!
このような「価格」を基準にした買いかたってよくあるパターンですよね。
でも、そういうモノに限ってまったく使わなかったり・似合わなかったりと…。
結局、なにかと損をしてしまうパターンにもなりやすいですよね。
そこで、今回のテーマでは「価格」と「価値」について考えていきたいと思います!
この2つの違いを理解していると買い物で失敗することを防げるだけでなく、これからの資産形成でも大きく役に立つ考えになります。
実は、お金持ちの人ほどこの「価格」と「価値」についてはシビアな目線を持っています。
お金持ちほど自身の価値観を大切にしている。ということです
この記事では、なぜ「価格」と「価値」の違いを理解することが人生に役立つ考え方なのか?
なぜ?お金持ちはこれらの違いを重要視しているのか。
一緒に学んでいければと思います。
この記事を読むことで、あなたが何かモノを買う際に一旦立ち止まり冷静な判断で物事を見極める力が身に付くと思います。
結論、“買えるもの” を買うのではなく “買いたいもの” を買うことが大切ということになります。
このようなマインドを理解する上でも「価格」と「価値」の違いをしっかりと理解していきましょう!
それでは解説に移ります!
そもそも「価格」とは何だろう?
まずは「価格」から考えてみましょう!
世の中のモノには「価格」が決められています。
いわゆる値札がこれにあたるのですが、皆さんはそもそもこの「価格」が決まる仕組みをご存じでしょうか?
価格が決まる仕組みはシンプルで需要と供給で成り立っています。
経済学で有名な「価格と需要・供給の関係」は以下の関係性を示しています。
このように市場のニーズによって値段が左右されるモノが「価格」という考え方になります。
ですので、冒頭にお伝えした「セール品だから買い!」という行動は価格を見て取っているアクションの代表例であり
逆を言うと、ニーズがあまりなく値下げをしないと売れないから価格を下げて何とか買ってもらおうとしている。とも言えるわけです。
単純にモノの価値に見合った価格でないから売れなかった。というわけです
では「価値」について今度は考えてみましょう!
そもそも「価値」とは何だろう?
皆さんは「価値」とは?と聞かれたらどのように答えますか?
Wikipediaでは「価値」について以下の通りに説明されてます。
価値(かち)とは、あるものを他のものよりも上位に位置づける理由となる性質、人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質、あるいは真・善・美・愛あるいは仁など人間社会の存続にとってプラスの普遍性をもつと考えられる概念の総称。 殆どの場合、物事の持つ、目的の実現に役に立つ性質、もしくは重要な性質や程度を指す。
出典:Wikipedia
へへへ。なるほどなるほど。
……全然わからん!!!(笑)
もう少しかみ砕いた説明が欲しいですよね。
調べてみると少しわかりやすい表現がありました。
価値とは、どれくらい大切か。またどれくらい役に立つかという程度を表したモノ
ほうほう。
これならなんとなくイメージできるかも
先ほどの「価格」にも大きく関わってくるのが「価値」という考え方になります。
価値がある = ニーズがある
結果、価格も上昇する流れとなっていきます。
価値を理解するには、使うことで生まれるメリットや質を知る必要があります。
“いいモノ”の基準は人それぞれですが「価値」が高いものが該当するのは間違いなさそうですよね。
「価格」が高い = 「価値」があるモノとは限らない
価格と価値について解説してきました。
一旦まとめると以下の通りになります。
「価格」
価値が市場の状態によって評価された結果。値札のこと
「価値」
そのモノが持っている本来の価値。
こうやって見てみると、
市場のニーズがあると価格は高くなる。= 高いモノは“いいモノ”だ!
と考え「価値」があると感じてしまいますよね。
でも、これって全てがそうとは限らないのです。
本来、正しく「価値」を確認するのであれば、商品の中身や製品が作られる過程(プロセス)を見るべきです。
しかし、目の前に価格があるとどうしてもそちらを優先した判断になってしまいます。
価格を比べることで、良いものか否か判断してしまうことよくありますよね?
これってなぜなのでしょうか?
それは価格を見た方が、中身や製品が作られるプロセスを比べるよりも、ずっと簡単に判断できるからです。
要は、分かりやすいから。
高いんだしいいモノでしょ。的な考えは禁物ということです。
この簡単な「価格」ばかりを追い求めていると
本質的な「価値」を理解できなくなってしまい、人生において大きな失敗をする可能性も出てきてしまいます
なぜ?AよりBの方が価格が高いのだろう?
何が違うのだろう?
自分にとってこの違いは必要だろうか?
このような考え方を持つことが、自分にとっての「価値」ある買い物が出来るようになります。
「価格」より「価値」で物事を判断していくことが“より良い人生”に近づくポイントになるという訳です。
「価値」を理解するのは、「価格」を理解するよりも難しい
価値を理解するためには、勉強をして相場や感性を磨く必要があります。
できるだけ良いものに触れて、価値があるものはどんなものかを知る体験が必要です。
例えば、極端に高いものを一度手に入れてみて自分は満足するか? 確認してみるのもアリです。
自分の満足感がどのレベルにあるか知ることが重要になります。
あ、自分は高級なモノ持っていてもあまり満足感は増えないな…。
価値観を知ることは自分の内面と向き合う良いキッカケにもなります。
製品の材料やプロセスにも目をむけてみたり、良い消費をしている人からお話を聞くのも価値を知るのに良いでしょう。
尊敬できる人の真似から入るのもアリですね!
自分の「価値観」づくりをしている人は、お金に左右されない人生を歩めるでしょう。
お金持ちが「価値」を理解しているのも納得ですよね。
価値がある/ない は各人で異なってくるものです。
「価値観が合う」という表現は、このような物事の判断が似ている人。価値を求めた際の満足感のレベルが一緒。生活の質などが似ている。などの人を指すのでしょうね。
まとめ:「自分の価値観」を大切にしよう
以上
【価格と価値の違いはなに?】2つの違いを理解すると資産形成に大きく役立つ理由を解説してきました。
「価格」と「価値」の違いをまとめると以下の通りです。
「価格」は、価値が市場の状態によって評価された結果を表しているもの
「価値」は、そのモノが持っている本来の価値を指す
そして、お金持ちは価格ではなく「価値」でモノの基準を見ているとお伝えしました。
そのためには人生の中での経験値を増やしていく必要があります。
実際に見たり・聞いたり・食べたり・触ったりと自分の価値観とのすり合わせが重要になります。
人の価値観というものは人それぞれです。
イコールではありません。
Aさんにとって価値あるものが、必ずしもBさんにも価値があるとは言えません。
これは、これまで育った環境や収入・考え方・立場によって変化するからです。
価格じゃなくて、そのもの本来の「価値」と自分の「価値観」を照らし合わせ判別できるようになると、価格に振り回されることなく生活を送ることができるようになります。
そのような人生を迎えられるよう自己成長していきたいですね!
そしていずれは“小金持ち”に近づけられれば幸せです。
リンク:【どちらを目指す?】大金持ちと小金持ちについて違いを解説
今回のテーマで参考になった書籍のリンクを貼っておきます!
興味がある方は是非ともご覧ください☆
今回は以上となります!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
では、また!